初めての婚活体験【男性版】

私はそれまで、あまり婚活ということには積極的ではありませんでした。
もともと引っ込み思案な性格のため、外へ一歩踏み出すという勇気に欠けていました。そんな私を見かねて家族や親戚、そして友人達までもが私に説教をし始め、とうとう私も重い腰を上げることになったのです。

 

たまたま友人が利用した婚活パーティーがよかったと聞きましたので、申し込みの仕方がら教えてもらいました。今はWEB上で申し込めるようになっているのですね。申し込み手続きが終わってしばらくするとメールが届いて参加OKとのこと。これで一応、婚活パーティーデビューが決まったわけです。

 

当日を迎え、そわそわしながら、会場に入りました。
まず受付で身分証目書を提示しなければなりませんでした。これは運転免許証でOKでした。受付が完了すると番号札をもらい、スタッフに案内されて部屋に入りました。その瞬間に、女性たちの目がいっせいに私の方に集まってきました。私はドキッとしましたが、私に注目した女性達の中でも、すぐに視線を落とす人もいれば、じっとそのまましばらく私の顔や一挙手一投足を見ている人もいたことまでは確認できました。

 

席について、私も女性達の顔をざっと見てみました。2,3名ほど、お話してみたいなと思える人がいましたが、ここであまり気負ってはいけないと思い、平静を装っていました。

 

恐らくみんな緊張しているときだからでしょう、席につくとすぐにスタッフが飲み物を持ってきてくれました。ウーロン茶とジュースでしたが、あとでお話するということもあり、ウーロン茶を頼みました。

 

自分の席には、自分のプロフィールを書くためのシートが置かれていました。待っている間にこれを書いておくということなのでしょう。とりあえず、私はせっせと空欄を埋めていきました。記入した内容は、氏名、年齢、住んでいる地域、慎重、血液型、職業、最終学歴、結婚歴、喫煙・飲酒、年収、趣味などほかにもいろいろありました。

 

参加者もほぼ揃い、パーティーが始まりました。男性が1名欠席していましたので、我々男性にとってはライバルが1名減ったということで、心の中で喜んでいました

 

まずは自己紹介を一人ずつ行いました。これは、一人ずつが全員に向かって行うのかと思いきや、なんと全て一対一でした。ですからこの日来ていた女性15名全員に同じことを話さなければならなかったのです。これは正直、ちょっとしんどかったです。意中でもない人にも同じように話すわけですから、お互いにとってあまりいいことではないですよね。ってこれは私一人が勝手に思ってることですが。

 

でも、こういうときにも、女性の人柄というのはわかりますね。相手が私に興味があるかないかがすぐに判別できてしまう人もいれば、私などタイプでなくてもきちんと最後まで話を聞いてくれる人もいて、ちょっと面白かったです。

 

一通り全員に自己紹介が終わると、第一印象としてよかった人をチェックしてカードに記入しました。これをスタッフが回収して、しばらくすると、誰が自分を意中の人として名前を挙げてくれたかをスタッフが教えてくれました。

 

続いて、自分の意中の人と再び会話する時間をもらえました。今度は、単なる自己紹介ではなく、ちょっと突っ込んだ話もしました。私は農家の長男ですので、農家に嫁に来てもらうことはできるのかどうかなど、ちょっと気の早い話までしました。

 

そして最後にもう一度、印象のよかった人の名前を記入する時間が来ました。私は最初から候補に挙げていた人を最後まで記入して提出しました。あとは野となれ山となれという気持ちでした。しかし、結果を待っている時間は何となく居心地が悪く、妙にそわそわしてしまい、時間がとても長く感じられました。

 

その後しばらくしてから、スタッフが部屋に入ってきて、結果を発表してくれました。カップル成立は4組だそうです。どうせ私は農家の長男だし、あるはずないと自分に言い聞かせながらも内心少しは期待しながら聞いていました。一組目が発表され、拍手が起こりました。そして二組目、三組目と続き、残りは一組というところまできました。私は、もう絶対にないとあきらめて、もう早く終わらないかなと思い始めていたときです。最後のカップルに私の名前が読み上げられ、一瞬自分の耳を疑いました。そして相手の女性の顔を見ると、少しはにかんで下を向いていました。

 

私は天にも昇るような気持ちでした。まさかはじめての婚活パーティーで意中の女性とカップルになれるとは思ってもいませんでしたので、とても驚きでした。

 

その後、彼女とは正式にお付き合いをすることになり、現在もまだ続いています!